イーサリアムと似た仮想通貨

イーサリアムと似ているLISKとは

イーサリアムと構想が似ているとされるLISKですがどのような仮想通貨なのでしょうか。

LISKは仮想通貨としては後発組であり、2016年3月にICOが行われ上場しました。LISKはイーサリアムと同じスマートコントラクトを実装していますが、ブロックチェーン構造が全く違います。

LISKのブロックチェーンの話をする前にイーサリアムで起きたTHE DAOという事件を知って欲しいのです。

THE DAOとは

正直イーサリアムファンとしてはあまり語りたくない過去です。結果イーサリアム・クラシックと2つに分裂したのです。

THE DAOとはdecentralized autonomous organizationの略で、非中央集権という意味のプロジェクトです。DAOは非中央集権で投資ファンドを行う仕組みで、株式のように利益が出れば配当金を配るというものでした。

そしてDAOはイーサリアムのブロックチェーン上で稼働しています。イーサリアムやLISKは自身のブロックチェーン上で第三者がDAPPSという分散型アプリを形成することが出来ます。

そして2016年6月17日にDAOは脆弱性をつかれ当時のレートで43億円にあたるETHを不正送金されるという事件が起きました。もともと設定していた「28日間はアドレスから資金移動ができない」という仕組みのもとイーサリアム財団は議論します。

ブロックチェーンを事件の前まで戻してしまおうという意見と、ハードフォークして不正送金されたアドレスを凍結する意見、3つ目はなにもしないという議論でした。

結果ハードフォークすることが決まり冒頭の説明通り2つに分かれることになりました。

LISKはDAOの可能性はないのか?

LISKの最大の特徴といってもいいほどで「サイドチェーン」というブロックチェーン構造があります。サイドチェーンはメインのブロックチェーンと切り離すことによって、サイドチェーン上でTHE DAPのような不正送金が起きても本体のブロックチェーンにはなんの影響もないということです。

現在のイーサリアムの優位性位

LISKもとても素晴らしい構想の仮想通貨ですが、後発組のため開発にまだまだ時間はかかります。アプリ開発者たちに見せるブロックチェーン設計図のようなものをまだ配れていない現状があります。

一方イーサリアムは2014年からリリースされたため世界の認知度はとても高く、ビットコインにつぐ時価総額2位という位置をゆずることがなさそうだ。

しかしLISKにはjavaScriptでDAPPSが作れるという強みがある。イーサリアムは独自プログラムのSolidityで作る必要がある。既に世界中のプログラマーに浸透しているjavaScriptと比べると答えは明確だ。

2018年に大きくイーサリアムとLISKの関係が大きく変わることはないだろうが、2019年以降はわからない。計画が壮大な仮想通貨ほど未来は明るいので、その権威性は計り知れない。